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学会について

日本嚥下医学会とは

日本嚥下医学会は嚥下に関する諸問題を解決するために1981年に嚥下研究会として結成されました。メンバーは耳鼻咽喉科医、外科医、内科医,リハビリテーション医やOT、ST、PTなど広く門戸を開放しています。

研究の対象は嚥下の病態生理に関する基礎的なテーマから嚥下障害の診断と治療といった臨床的な問題まで幅広いジャンルを網羅しています。年に1回総会を行い演題を募集しておりましたが、第19回から日本気管食道科学会のサテライトシンポジウムとなり、第20回から日本嚥下研究会と名称を改めました。さらに平成16年からは日本気管食道科学会から独立し、会則を改め名称も日本嚥下医学会と改称することになりました。

事務局
〒814-0001 福岡市早良区百道浜1-7-5
Tel:092-834-4360 Fax:092-834-4351
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理事長挨拶

理事長 梅崎俊郎

この度、第5代理事長を拝命した梅アです。私事で甚だ恐縮ですが、私は学生時代のポリクリで喉頭の動きを見せて頂いたとき、直接観察可能な部位にこんなにもメカニカルに動く内臓器官があることを目の当たりにして、直ぐさま、喉頭という臓器の虜になりました。喉頭とは言っても発声時の動きもさることながら、喉頭の気道防御機構や嚥下時の誤嚥防止のための精緻な運動の方です。こうした嚥下の中枢コントロールや嚥下障害の病態生理を研究したくて、医学部卒業後直ちに耳鼻咽喉科(佐賀医科大学耳鼻咽喉科初代教授 進 武幹先生主宰)に入局いたしました。最初に取り組んだのが下気道防御のための声門閉鎖反射は嚥下時の喉頭閉鎖と同等かという命題でした。生理実験から別物だと分かった時、天にも昇る気持ちになったことが昨日のことのようです。取ってつけたような話しですが、本当のことです。それから35年余、今日に至るまでただの「嚥下小僧」です。ちょっと長くなりましたが、私の自己紹介としてお許しください。

学会組織内での役割は私個人としましては、研究会時代を含め当初は、幹事として、藤島理事長の代には2011年より庶務担当理事として事務局を預かって参りました。従って、学会運営につきましては何ら不安は無かったのですが、就任早々にCOVID-19という世界的なパンデミックに見舞われることになりました。我々の嚥下診療の分野は、圧倒的に飛沫やエアロゾル発生源が集中するエリアです。嚥下診療に関わる全ての医療従事者を感染のリスクから守ること、その具体的対応策を学会として提案すことが急務となりました。急遽、多科医師、言語聴覚士、看護師、歯科医師からなる対策委員会を招集し、ご承知のように感染拡大の最中にどの関連学会にも先んじて嚥下診療における指針を発出することができました。そしてその内容は、同委員会の尋常ならざる努力により、日本嚥下医学会のパンデミック初期の対応指針として英文誌にもposition paperとして掲載されるにいたり、アメリカDRS, ヨーロッパのESSDのCOVID-19専用ページにも引用されました。まさに当学会における多職種連携の底力の象徴的出来事です。このように当学会では、学会運用においても臨床現場においても多職種連携を推進しています。勿論、ここでいう多職種連携というのは、それぞれの職種の裁量を飛び越えて、皆で同じことをするということでは無いことは言うまでもありません。それぞれの職種毎に法律で定められた裁量の中で最大限に役割を発揮し、有機的に連携することにより最大限の効果を追及することです。

また、本年度からは嚥下相談医、嚥下相談員の運用が本格的に開始され、関連各位特に相談医等担当理事、庶務担当理事の先生方の尽力によりこの制度も順調に走り出しました。お陰様で、今年度新たに160名の嚥下相談医、相談員が誕生しました。本制度は称号付与が目的ではありません。地域の嚥下障害診療のため益々ご尽力賜ることを期待します。 以上のように、本学会の活動、事業範囲は益々広がりを見せており、事務局の役割も業務も非常に多岐にわたるようになってきました。喜ばしい反面、次世代、次々世代の事務局運営を考えると不安にもなってきます。「老兵は死なず、ただ消えゆくのみ」とは、かのダグラス マッカーサーのことばですが、小生のように事務局機能の全てを把握した人材が消えゆく前にこの学会組織が持続可能であるよう早めに手を打っておく必要があります。私に課せられた使命は、持続可能な学会運営のための事務局改革、具体的には事務局の業務委託を早急に実現させることにあると自覚しております。本学会事務局の通常の業務に加え、学会誌と連動した動画の管理や、嚥下機能評価研修会の実施と修了証の発行など、あらゆる業務をもれなく周到に準備して外部委託に漏れが無いよう引き継がなければならないと痛感しているところです。これにつきましても嚥下医学会始まって以来の大事業となりますので、会員の皆様におかれては、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

最後となりましたが、学会の方向性としては本学会の研究会時代からの創設の精神に則り、基礎研究に力を入れていくこと、また、耳鼻科・頭頸部外科医の得意領域を活かして、外科的アプローチにさらに改善を加え普及させることによって、他学会との差別化を図っていきたいと考えております。開かれた学会として皆様の忌憚のないご意見等お寄せいただきますようお願い致します。

COVID-19対策 嚥下障害診療指針

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